現在、教育現場を取り巻く環境は、「ブラック」という言葉で語られることが定着してしまいました。

長時間労働、休日返上の部活動、複雑化する保護者対応。

こうした状況に対して、働き方の改善が急務であることは論を待ちません。

しかし、教員としての人生の先輩としてあえて言いたいことがあります。

働き方が問われる時代であっても、教育のプロとして通用する実力をつけるためには、がむしゃらに「働いて、働いて、働いて」という、

圧倒的な「量」をこなさなければならない時期が、教員人生には必ず存在するということです。

教員の仕事はブラックである

まず前提として、今の学校現場の負担は限界を超えています。

これは疑う余地がありません。

文科省が掲げる働き方改革も進んできているとはいえ、抜本的な改善につながっているとはいえません。

教材研究の時間も十分に取れず、行事の準備や事務作業、そして土日は部活指導に追われる日々。

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この構造的な問題を解決し、教師が心身ともに健康に働ける環境を作ることは、教育の質を守るための絶対条件です。

しかし、制度としての「ホワイト化」と、教師としての「実力」とは別物だと考えなければなりません。

近頃の若手教師の「コスパ思考」

最近の若手教師の中には、非常にスマートで効率を重視する方が増えています。

いわゆる「コスパ(費用対効果)」や「タイパ(時間対効果)」を意識し、いかに無駄を省いて定時で帰るかを最優先にする傾向です。

先輩教師たちを前にしても、「私は部活の顧問はしません」と主張します。

盛んに議論している会議において、「この会議、必要ですか」なんてこともさらっと言ってのけます。

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もちろん、部活動はほぼボランティアですので、断りたい気持ちも十分わかります。

無駄な会議や非効率な事務作業を削るのは、むしろ良いことです。

しかし、最初から効率だけを追い求めると、決定的な何かが欠落してしまいます。

教師としての職業的な成長、そして人間としての深化は、決して効率から得られるものではないからです。

教師としての成長は、まずは「量」

どのような職種でもそうですが、質を追求する前には必ず「圧倒的な量」をこなす時期が必要です。

授業が上手くなるためには、何百回という指導案を書き、失敗し、また書き直すという泥臭い積み重ねが不可欠です。

生徒指導で言えば、生徒と向き合い、悩みを聞き、共に考えた時間の長さが、教師としての「勘」や「深み」を養います。

「働いて、働いて、働いて」という時期に得られるのは、単なる知識ではなく、血肉化した「経験値」です。

この圧倒的な量をこなすことでしか、プロとしての土台は築けません。

若いうちにこの修行期間を避けてしまうと、技術の積み上げがないまま年齢だけを重ねることになります。

ですので、若い皆さんには、次の本田圭佑さんの次の言葉を聞いてほしいのです。

本田圭佑【量をやってない奴に質を語る権利なし】 #名言 #いい言葉 #名言集 #本田圭佑 - YouTube

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実力がつかなければ、いつまでもブラックのまま

本田圭佑さんがおっしゃる通り、量をこなさなければ実力はつかないのです。

ですので、定時退勤を目標にして「量」から逃げ続けていると、働き方改革が進んだとしても、仕事はいつまでも「ブラック」なままです。

実力がつかなければ、ベテランになっても一つの仕事に時間がかかり、生徒や保護者とのトラブル対応にも追われ続けます。

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一方で、がむしゃらに働いて実力をつけた教師は、次第に仕事の「型」が身についてきます。

授業構想も速くなりますし、生徒や保護者の心理も読めるようになっていきます。

まずは、教師としての実力をつけることが、最強の「働き方改革」なのです。

充実したセカンドキャリアを迎えるためにも実力をつけろ

そして、この「実力」は、現役中だけでなく、その後の人生を支える最大の資産となります。

私が提唱する「充実したセカンドキャリア」は、現役時代にプロとしてどれだけ真剣に仕事に向き合い、何を残してきたかという実績の上に成り立ちます。

「あの先生に任せれば安心だ」という信頼や、教育の専門家としての深い知見があれば、60代以降も新たな職種や社会貢献の場で求められ続ける「黄金期」を謳歌できます。

https://note.com/embed/notes/nea0bb234506e

逆に、現役時代に省エネで通してしまった人は、その後の伸びしろも限定的です。

結びに

今の時代、がむしゃらに働くことを美徳とするのは流行らないかもしれません。

しかし、高市総理がおっしゃる通り、がむしゃらに「働いて、働いて、働いて」みる時期は、自分への投資として不可欠です。

もし、効率を求めるとしたら、それは物理的なものではなく、その努力のプロセスにあると思います。

そういった意味でもこの本はおすすめです。

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