★自動車大好き

さて、シリーズで
教職員の退職後の
セカンドキャリアについてお話ししています。

前回はセカンドキャリアで、
フリースクールを経営している先生の
お話しをしました。

今回も、実際に、
教員を退職した後に、

セカンドキャリアに
チャレンジしている方のお話をご紹介します。

今回は、セカンドキャリアとして
中古車会社を設立した
Cさんの奮闘記をご紹介します。

Cさは高校で校長を
されていましたが、

60歳の役職定年を機に、
中古車会社の設立にチャレンジしました。

Cさんはもともと、
自動車が好きで、

教員を目指す前は、
トヨタへの入社を夢見ていましたが、
その夢は叶いませんでした。

なので、その後Cさんは実業高校の
「機械科」「自動車科」教諭となり、

次世代の自動車づくりをめざす
生徒の育成に尽力します。

しかし、将来は
自動車に関わる仕事がしたい
という思いがつねにあり、

退職後に、

「本当に価値のある中古車を、
手の届く価格で提供する店を持ちたい」

と、中古車会社を立ち上げました。

★気に入った車だけを売る

まずは、自宅の庭を駐車場にして、
1~2台の中古車を並べるだけの
簡素な形でスタートさせたのです。

仕入れ、販売、整備、経理、広告。

当然のことながら、
どれもこれも、教員のころにやったことのない仕事で、

とくに、車の仕入れには頭を悩ませました。

品質の見極め、市場価格の動向、
競合店の存在など、
さまざまな対応をしなくてはなりません。

また、最初の頃は、
見込み違いの仕入れをしてしまったりで、
収支が赤字になることがほとんどでした。

しかし、ある時から、
難しく考えずに、

Cさんが「気に入った車だけ」を
仕入れることに決めました。

それから、
よく売れるようになっていったのです。
広告で使った、
「店長(Cさん)が惚れた車」
というキャッチコピーも評判を呼び、

仕入れたはしから
売れていくようになりました。

しかも、すべての車に
「3年保証」をつけて販売したことや、

アフターフォローを
きめ細やかに行ってくれることも、
口コミで広がっていきました。

購入したお客様が、
知人に紹介してくれて
来店することも多くなりました。

★収入は少ないけれど

それでも、
教員をしている時のような
収入にはほど遠いのですが、

何よりも、
すべてを自分の判断で
業務を進められることが心地よかったのと、

好きな自動車をビジネスにして
生活できていることが
「生きがい」となり、

生き生きと生活できていることに
喜びを感じているそうです。

Cさんの事例は
「好き」をセカンドキャリアとして
チャレンジしている好事例ですよね。

ということで
このシリーズは今回が最後になります。

いかがだったでしょうか。

60歳を超えても、
セカンドキャリアで輝いている姿に
勇気づけられたのではないでしょうか。

このシリーズを通して
セカンドキャリアについて
考える機会になったとしたら幸いです。

明日と言わず、
是非、今日からセカンドキャリアの
準備をはじめてみてください。

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