★心配な方は銀行や保険会社で相談しながら
さて、前回は、
iDeCoが優れた投資手法であるにもかかわらず、
さまざまな心理的なブロックがあって、
「手続きの煩雑さ」
が、かなりのウェイトを占めている
ということをお伝えしました。

ということで、今回は、
その手続きについて、
注意すべき点などについてお伝えし、
少しでも心理的ブロックを
外していただければと思います。
まず、iDeCoを始める
証券会社については、
たとえば楽天証券、
SBI証券、野村証券、大和証券など多数ありますし、
証券会社以外にも、
銀行、保険会社など多岐にわたります。
前回もお話ししましたが、
手続きが心配で、
アドバイスをもらいたいというなら、
銀行や保険会社などもいいと思います。
ただし、銀行や保険会社は、
少し手数料が高くて、商品のラインナップも少な目です。
その点、楽天証券などの、
投資に特化した証券会社は、
管理手数料が低く、
商品の選択肢も豊富です。
今回は楽天証券でiDeCoを始めると仮定して、
解説をしていきます。
★Webか郵送か
まず、「必要書類」についてです。
公務員である教職員の場合、
「事業主の証明書」が必要になります。
この書類は、勤務先の共済組合に
依頼して記入・証明してもらう必要があるようです。
学校の事務担当に
相談してみてください。
あと、身分証明書が必要です。
マイナンバーカード
または、
マイナンバー記載ありの住民票。
または、運転免許証などです。
掛け金を引き落とす
銀行口座についても決めておいてください。
給料が振り込まれる口座がいいと思います。
また、手続きを進めるに当たっては、
Webの画面上での手続きと、
申込書類を郵送してもらう方法があります。
Webの方が時間が短くてすみますが、
不安な場合は、
申込書類を郵送してもらうといいでしょう。

ここで、申込書類について
詳しくお話はできませんが、
いくつか触れておきますと、
たとえば、基礎年金番号は
毎年、誕生日前に届く
「ねんきん定期便」を見ればわかります。
掛け金については、
公務員(第2号被保険者)の場合、
iDeCoの月々の掛金上限は2万円です。
★迷ったらS&P500かオルカンにしておく
申込書には、最初の掛金で
どの運用商品を購入するかを
事前に指定する欄があるようです。
事前に証券会社のサイトで
商品ラインナップを確認し、
検討しておいてください。
迷った場合は、無難に
たとえば、いつもランキング上位にある、
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
とか、
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
などを選んでおくのもいいでしょう。

あとで商品を
選び直すことができますし、
掛金の額を変更することも可能です。
いつでも、何年後でも変更できます。
★すべての結果は「行動」から始まる
こういった手続きを経て、
最終的には、
国民年金基金連合会での審査が行われるようです。
これが、通常、
1ヶ月半から2ヶ月程度かかるようです。
今の時代にこんなに待たせるの?
なんて思うかもしれませんが、
焦らず待ってください。
無事審査が完了し、
iDeCo口座が開設されると、
国民年金基金連合会から、
「個人型年金加入確認通知書」や
「口座開設のお知らせ」などの書類が、
楽天証券からは、
口座開設完了の通知や、
ウェブサイトへのログイン情報などが郵送されてきます。
通常、申込手続きが完了した月の
翌々月頃から掛金の引き落としが始まります。
引き落としが始まったあたりから、
定期的に楽天証券にログインし、
運用状況を確認してください。

このようにiDeCoは、
手続きに多少の手間がかかります。
正直、面倒くさいです。
忙しい教職員にとって、
先送りしたくなる煩雑さです。
しかし、
将来の資産形成に向けては、
どうしても
やっておかなければならない制度です。
資産形成の肝は
「機会」と「時間」です。
与えられた機会を活かし、
時間を味方につけてください。
投資に限らず、
すべての結果は「行動」から始まります。
頑張ってください。
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