★登録者数1万5200人という驚異的なユーチューバー

私はブログやノート、スタンドFMなどで、常に日本の教育と先生方に対して感謝の気持ちを伝えています。

今回も、あるYouTube動画と映画の紹介を通して、日本の教育の素晴らしさ、そして課題点にもふれていきたいと思います。

まずYouTube動画についてです。

ジョー・ハタブさんというドキュメンタリー製作者の方が作成したYouTube動画についてです。

ハタブさんは、2016年から世界中を回り、さまざまな分野の情報を発信をしてくれています。

国籍はアラブ首長国連邦で、現在チャンネル登録者数1万5200人という驚異的なユーチューバーです。

ほとんどの動画が100万回以上の再生数で、中には3000万回以上という動画もあります。

そんな、ジョー・ハタブさんが、日本の小学校を訪れその様子を取材した動画があります。

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タイトルは「日本の学校での1日『生活科』という授業が存在」で、5年前の動画ですが、すでに1千万回再生されています。

ما لا تعرفه عن المدارس اليابانية - school in Japan - YouTube

instagram انستغرام https://www.instagram.com/joe_hattab/انستغرام المصور اللي معي Areif Videographer Instagramhttps://www.instagram.com/ariefferdin...----- B...


この動画の中で、ハタブさんは日本の学校の、生活科について、そして給食や清掃活動のようすを紹介しています。

私たち日本人にとっては、当たり前の学校のようすが、ハタブさんにとっては驚きだったらしく、その表情が印象的でした。

★日本の教育を礼賛するコメント

海外のドキュメンタリーですので、この動画に対するコメントのほとんどが海外からのものです。

その1部を紹介します。

掃除は場所だけではなく、心も美しくする。この言葉も美しい」

日本の発展の理由は、日本人の知性だけではなく、仕事への愛情、身の回りの清潔さへの意識の高さ、時間を尊重すること、そして自分自身に対する謙虚さであるということが、この動画を通して伝わってきます。」

「私も一時期、日本の学校で教育を受けましたが、私は日本の文学、道徳、マナー、自立を奨励する日本の学校が好きでした。

「日本人はあらゆる分野で世界のどの国よりもはるかに先を行っていることがわかる。

たとえばワールドカップでの日本人のファンの行動と試合後にスタジアムを掃除するようすにもそれが現れている。」

いかがでしょうか。

こうしたコメントからも、日本の学校教育の当たり前が、他国から見ると、崇高なものに見えるようです。

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★日本で暮らした6年間が人格の基礎になった

次に紹介させていただきたいのが、山崎エマ監督の
小学校〜それは小さな社会〜」という映画です。

かなり話題になっていましたよね。

第97回アカデミー賞の短編ドキュメンタリー部門にもノミネートされました。

残念ながら受賞は逃しましたが、日本の教育の良さを世界に広めてくれました。

Instruments of a Beating Heart | An Oscar-Nominated Op-Doc - YouTube

Film and text by Ema Ryan Yamazaki (https://www.emaexplorations.com/en/): What makes Japanese people distinctively Japanese? For me, the key lies in what we ...


私もこの映画を参観させていただきました。

日本の学校の日常を淡々と伝えているだけなのに、なぜか涙があふれてきて止まりませんでした。

このことについては、過去のnoteでも触れています。

https://note.com/embed/notes/nc1c99437f928

https://note.com/embed/notes/n4ed673705862

まず、この映画の監督である山崎エマさんについてですが、小学校の6年間を日本で過ごしています。

その後、日本のインターナショナルスクール、そしてアメリカの大学に進学し、現在はアメリカで暮らしているとのことです。

エマさんは、学生だったころや、社会人として働いてきた中で、人との関わりの柔軟性や協調性を褒められることが多かったといいます。

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ある時、こうした自分の力がどこで育てられたのかと、ふと考えたそうです。

そうすると、日本の小学校で過ごした6年間がその原点だということに気づいたというのです。

そのことがきっかけで、この映画の製作を思いついたということです。

実際、映画を観るとスクリーンを通して見えてくる子どもたちの姿や、物事に対するピュアな姿勢・意欲が、とてもかけがえのないものに見えました。

さらに、個々の子どもたちの頑張りを支える周りの友達、仲間の励まし。

そして、子どもたちを叱咤激励しつつも、それを見守り支え続ける先生たちの姿。

こういった諸々のシーンを通して、「日本の教育はすごい!」、そして、「これからも日本は大丈夫!」そう思えたのです。

日本で生まれ、日本の学校で育っていく限り、私たちの子どもや孫たちの世代まで、大きな混乱なく育っていってくれるだろうことを確信しました。

★映画に対する批判的なコメントも

ただ、一方で、この映画に対して、SNS上では賛否ありました。

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たとえば、

「違和感だらけ」

「旧態依然とした指導法にぞっとした」

などの厳しいコメントも見られます。

もちろん、どのような意見があってもいいと思います。

とくに、日本の学校で嫌な思いや経験をされた方にとっては、日本の学校が礼賛されることに、違和感や嫌悪感をもたれるかもしれません。

たしかに、日本では個人よりも集団生活や団体行動を優先している側面もあります。

そして、それは一歩間違えれば同調圧力にもなりかねません。

また、集団に合わせることに困難さを感じる方にとっては、生きづらさを感じることもあることでしょう。

現に不登校の問題や、教職員のメンタルヘルスの問題など課題は山積しています。

ただ、こういった教育の課題はありながらも、日本の学校、そして先生方は前を向いて、次の世代を担う子どもたちの教育に誠実に、そして真摯に取り組んでいるということもまた事実です。

ですので、今後も教育の課題の解決を図りながら、学校、そして先生方を社会全体で支えてあげてほしいと心から思うのです。

それが、子どもたちの人間的な成長にもつながる、そう思います。

この映画または先程の動画を視聴することを通して、これからの日本の教育で残すべきことは何なのか。

また、変わっていかなければならないところはどこなのか。

そういったことを考える上で、叩き台になる映画または動画になると思います。

ぜひご視聴していただければと思います。

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