★エリアの範囲

さて、前回は、
投資初心者が狙うべき価格帯についてお話ししました。

https://note.com/embed/notes/n6d16b7273849

今回は、特に重要となる

「エリア」

について、その選び方と、
理由について解説します。

不動産投資1棟目を選ぶエリアは
どこかと言いますと、

私は、「まずは 『土地勘のある場所』から探しましょう

と提案しています。

あなたが生まれ育った地域、
今住んでいる場所から、そう遠くない範囲。

通学や通勤で馴染みのある場所など、
地理的な情報だけでなく、

街の雰囲気、主要な駅やスーパー、
病院の位置、住んでいる人々の層といった、

実際に生活してみないと分からない
情報を持っている場所が良いでしょう。

距離的に言えば、
車や電車やバスで往復
2〜3時間といった範囲でしょうか。

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それくらいの範囲であれば、
定期的に物件を点検することが容易ですし、

何か問題が発生した際、
すぐに現地へ向かうことができます。

もちろん、トラブルが起きた際は、
管理会社が対応しますが、

できればオーナーも、立ち会った方が
適切な対応ができることもありますし、
何より、不動産投資家としての経験値が高まります。

★「閑静な住宅地」にだまされるな

土地勘のあるエリアがいいですよ、
というのにはもう一つ理由があります。

ネットのポータルサイトでは、
あるエリアの様子を紹介する際、

結構な割合で、
「閑静な住宅街」と表現されていたりします。

この「閑静な住宅街」という言葉は、
ほんと便利な言葉で、

どのような場所でも、
「閑静な住宅街」と表現してしまえば、
まったく間違っているということにはならないんです。

たとえば、その地域を知っている人からすると、

「閑静な住宅街」というよりは、

「過疎の進んだ賑わい感の薄れた街」

の方が的確な表現だと見当がついたりします。

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しかし、かといって
「閑静な住宅街」が
全く間違った表現かというと、そうでもないんです。

なので、物件紹介のサイトの
表現に惑わされないためにも、
土地勘のある場所がいいということなのです。

★そのエリアでその家賃、あなたな住みますか

さらに、土地勘があれば、
家賃相場や需要を把握しやすいという強みがあります。

「自分なら、その地域のその物件を、その家賃で借りるか」

そういった入居者目線を、
自分に当てはめて考えることができます。

あと、土地勘のあるエリアなら、
どのような層に需要があるかを感覚的に理解できます。

たとえば、その地域が単身者、
ファミリー、学生など、
対象者がある程度絞れます。

さらに、そのエリアの 開発計画、
人口の増減、主要施設の建設・閉鎖など、
地域の将来性を予測しやすいというアドバンテージもあります。

これは、けっこう重要なポイントです。

例えば、人口が増えている場所、
将来的に開発が進むであろう地域は、
物件の資産価値が高くなりますし、

将来、物件を売却する際に有利になります。

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ただし、そういったエリアは、
すでに物件価格は高くなっていることがほとんどですが。

★「土地勘」のエリアに絞る理由

まとめます。

最初の不動産投資の物件選びにおいては、
土地勘のあるエリアを
ターゲットにした方がいいでしょう。

その理由としては、

1つは、自分がよく知っている場所なら、
地域の雰囲気や暮らしぶりを深く理解でき、
オンラインの情報に惑わされずに物件を評価できるから。

2つ目は、 投資物件が身近な場所にあれば、
何か問題が起きた際にすぐに対応でき、
オーナーとしての経験も積みやすくなるから。

3つ目は、地域の特性を理解しているため、
適切な家賃設定や、
どのような入居者層に需要があるかを予測しやすくなるから。

最後が、開発計画や人口動態など、
物件の価値を左右する地域の変化を
いち早く察知できるため、売却する時にも有利になるから。

ということです。

自己資金を積み上げながら、
将来、どのようなエリアで
不動産投資を展開しようか考えておいてください。

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次回は、立地についてお話しします。

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