★金融機関の選び方

前回は、不動産業者さんへの「買付証明書」の提出についてお話ししました。

今回は、その次の段階、金融機関への「融資」の申し込みについてです。

おそらく、ほとんどの方は、銀行では入金・出金とか振込の手続きしかやったことがないと思います。

ですので、融資の申し込みと聞くと、けっこう戸惑うのではないかと思っています。

まず、そもそも、どの金融機関を選べばいいのかわからないはずです。

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ですので、いくつか判断材料を提供します。

★伝統的な金融機関から新たな時代の金融機関まで

まず、公務員である公立学校の教職員の皆さんが選ぶべき金融機関としては、都市銀行、地方銀行、信用金庫・信用組合をおすすめします。

さらに、絞るとすると、まずは、あなたのお住いの地域、または給料の振込口座になっている銀行でしょう。

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おそらくその銀行が今のところのあなたのメインバンクですから、その銀行に融資をもちかけてみることをおすすめします。

または、仲介する不動産業者が紹介する銀行もいいでしょう。

その不動産会社さんとの信頼関係が確立していますので、融資手続きがスムーズに進むことが多いです。

それ以外にも、「日本政策金融公庫」は、銀行よりも低金利で融資を受けられることがあります。

ただし、個人事業主として不動産投資を行うという条件などが必要な場合が多いようです。

私も実際に公庫さんから融資を受けさせていただいていますが、私の場合は、すでに「法人化」していたことで融資につながりました。

あと、多くの教職員の皆さんが活用している「ろうきん(労働金庫)」については、投資用不動産に積極的ではないのかなという印象があります。

その他の金融機関として、信販会社やノンバンクも、投資用不動産ローンを取り扱っているようですが、私は利用したことがありません。

銀行と比べて審査が柔軟で、手続きが迅速なようですが、金利は高めになることが多いので、私はおすすめしません。

あと、私はまったく詳しくないですが、ネット銀行もあります。

例えば、楽天銀行やソニー銀行、PayPay銀行は、投資用不動産でも存在感を年々高めているとのことです。

店舗運営コストがかからないため、低金利や手続きの簡便さが強みのようです。

特に、比較的少額の物件の場合はいいのではと言われています。

★まずは当たってみる

この金融機関選びにも正解はありません。

あなたの資産状況や家族構成、または運が左右したりします。

ですので、迷ったら、とりあえず「えいっ」とどこかに決めてしまうことです。

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行ってみることで、交渉の場に慣れてきますし、必要な条件もわかってきます。

そして、今後も物件を増やしていきたいと考えるなら、最初に融資していただいた金融機関と長くお付き合いができるとベストです。

1件目の物件を購入し、着実にローンを返済していけば、「信用力」が高まり、2棟目の融資判断が速くなりますし、金利についても優遇してくれると思います。

ただし、融資判断は金融機関の担当者や支店長の意向が大きく左右しますので、その場合は他の銀行も当たってみるのもありです。

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