★じゃりパンがない
ある日、久しぶりに、「あるパン」を買いに、近所のパン屋さんに行きました。
そのパンというのは、宮崎県発祥の「じゃりパン」です。

噛むと甘さだけでなく、クリームの「じゃりじゃり」という触感があり、それが何とも味わい深いのです。
私の地域のパン屋さんは、そのパンを模したパンを作っていて、
「じゃりじゃりパン」という名で販売していました。
わたしはなぜかこのパンが好きで、ときどき無性に食べたくなるのです。
ところが、そのパンを買いに行くと、それがない。
「売り切れですか」
と店員さんに聞くと、
「すいません、じゃりじゃりパンは先週で販売が終わりました」
とのこと。
つまり、もう今後、あのじゃりじゃりパンは食べられないという衝撃の事実が発覚したのです。
「もう二度と食べられない」
しばし思考が停止しました。
で、次にどのような行動に出たかといいますと、
スマホを取り出し、ネット販売をしていないか、検索を始めたのです。
すると、ありました。
しかも、ふるさと納税が使えて、定期的に送ってくれるサービスまである。
ほっとしました。
★「執着」からの脱出
同時に、自分の行動に驚き、ふと我に返りました。
ただのパンなのに、なにパニックになってるんだと。
冷静になって考えてみると、このパンがなくったって私は生きていける。
それどころか、おそらく1か月くらい経てば、そのパンが好きだったことすら忘れてしまうことでしょう。
案の定、2~3日すると、ふるさと納税を活用してまで手に入れたいとは思わなくなっていました。

そこで気づいたのです。
ほしいものが、当たり前に手に入ると思っていて、それが手に入らないとわかると、
人はかなりの喪失感を味わい、必要以上にそれに執着してしまうということ。
なんだか、浅はかな人間の行動心理に触れたような気がしたのです。
★物件探しもあきらめが大事
それと似たようなことが、不動産投資にもあるなと思いました。
以前、投資物件を探していたら、かなりいい物件が見つかったことがありました。
なぜ買い手がいなくて残っているんだ。
そう思わされる物件です。
おかしな点がないか、いろいろ調べてみましたが欠点が見当たりません。
時々ネット上には、こういった「お宝物件」が、なぜか残っていたりします。
これは買いだ!
久しぶりにエキサイトしている自分がいました。
すぐさま、銀行に資料を提出し、融資の申請をしました。
そして、翌日、その物件の販売を仲介している不動産業者さんに購入申込書を提出したのです。
するとまさかの2番手。
しかも、数時間の差での2番手。

これにはかなりショックを受けました。
前日に買い付けを入れていれば、一番手になれたはずです。
もっと言えば、銀行に打診する前に買付証明書を提出しておけば、私が確実に1番手になっていたのです。
後悔しました。
ただ、1番手の方は、属性的には銀行の融資を通すのは難しいかもしれないという情報を得たので、
私に回ってくる可能性はなくはないと期待しました。
二番手になると、なぜかその物件の良さだけが際立って見えてしまうものです。
そして、この物件を失うことが大きな損失に思えてくるのです。
「1番目の方の銀行からの融資が通りませんでした」
との報告を待ちわびている自分がいました。
★早く気持ちを切り替えると、なぜか次のチャンスがやってくる
ところが、2週間ほどが経った頃、その不動産屋さんから電話がありました。
「1番目の方の融資が通りました。
せっかく申し込んでいただいたのに、すみません」
との報告でした。
なんとしてもその物件がほしい。
そう願っていた私にとって、その報告にはかなり落ち込みました。
喪失感でしばらく動けませんでした。

逃がした魚の大きさにのたうち回る心境でした。
しかし、幸いなことに、その後いろいろあって忙しくなったこともあり、そのことを考えなくなっていました。
そうすると、しばらくして、前回の不動産業者から、別の物件を紹介されたのです。
「前回は申し込んでいただいたのに、ご希望に添えることができず、申し訳なく思っていましたので、次はすぐに佐藤さんにご紹介差し上げようと考えていました」
とのことでした。
その物件、前の物件よりもいい物件だったのです。
前と同じことにならないよう、すぐに買い付けを入れました。
物件価値が高かったので銀行の反応も良く、かなりのスピードで融資が成立しました。
そして思ったのです。
前回の物件を買ってしまっていたら、今回の物件に出会えなかったことを考えると、
逆に、
「前回の物件は買えなくてよかった」
そう思ったんです。
あんなに惚れ込んでいたのにです。
ほんと物件選びって縁だなあなんて思います。
★「引き寄せの法則」
私は現在62歳です。
長く生きていると、あれはチャンスだったのに、あの時、なぜ決断できなかったんだろう。
あの事案は明らかにおかしかったのになぜ飛びついてしまったのだろう。
なんて、後悔の連続です。
しかし、後悔の気持ちを引きずっているだけでは、その後にいい影響を与えることはありません。
もしその後悔をプラスに変えたいのなら、2つだけしかありません。
その後悔から何を学んだのか。
そして、それを、どのように次に生かせばいいのか、です。
どのような仕事でもそうでしょう。
一生延命やっても、いい結果になることもあれば、そうでないこともあります。
しかし、後悔を後悔のままにするだけでなく、そこからの学びを言語化し、次に生かすのです。
そしてできるだけ、「忘れる」。
そして次に進むのです。

これが次のチャンスを手繰り寄せる
「引き寄せの法則」
今はそう考えています。
物件探しにもこの法則は当てはまります。
たとえ、いい物件を逃したとしても、すぐに気持ちを切り替えて、次の物件探しを始める。
そんな人にこそ、いい物件は引き寄せられていくのです。
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