★沖縄の底知れぬ可能性

さて、前回までは沖縄県の不動産投資にかかる特徴・特質についてお話をしてきました。

今回はこのシリーズの最終回で、沖縄の経済成長の可能性についてお話をしたいと考えています。

株式会社グラシアは、2024年より拠点を沖縄に置いて事業を進めています。

特に不動産事業を中心に進めているところですが、ほとんど不安なくビジネスを展開できています。

それというのも、沖縄県の経済成長の勢いがすごいのです。

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おそらくほとんどの方にとって、沖縄と聞くと、青い空と青い海、一年中温暖な憧れの観光地といったイメージだと思います。

そのイメージは間違っていません。

しかし、実は、沖縄は観光地としてだけではなく、商業や産業、教育、医療等様々な面で発展し続けている希少な地域なのです。

経済成長が低迷していると言われる日本の中にあって、沖縄県は日本の経済を元気にする潜在的な力を持っていると私は思っています。

「それはあなたの願望でしょ」

なんて言われそうですが、単なる願望ではなく、根拠を持ってそう考えているのです。

その根拠についていくつかお話をしたいと思います。

★空港の発着数全国5位

政府は2014年5月、国際競争力向上を目的に、全国6地域を国家戦略特別区域に指定しています。

その中で沖縄は唯一「国際観光拠点」として選ばれているのです。

そのおかげもあってか、2017年には、沖縄の観光客数はハワイを超えたのです。

そんなにすごいの?と思われる方は、沖縄県の県庁所在地である那覇市の国際通りに行ってみてください。

すさまじい観光客の数です。

海外からのインバウンドもかなりの数なのです。

しかも、年中途切れることがありません。

これまたあまり知られてはいませんが、那覇空港の発着回数は、毎年のように過去最多記録を更新しているのです。

ランキングで見てみますと、1位羽田空港、2位成田空港、3位福岡空港、4位関西国際空港、そして那覇空港はなんと5位なのです。

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沖縄県の人口は2024年のデータによりますと、25位でしかありません。

そんな沖縄県の空港の発着数が全国5位というのは、驚異的であるとしか言いようがありません。

それだけ人の往来が激しいということなのです。

★観光だけじゃない!

なぜこれだけ人の往来が激しいのかと言いますと、単に観光地であるというだけではないのです。

例えば、沖縄では、地元の企業も、県外から来た企業も、経済特区や地域制度を利用した場合、最大で40%の所得控除や減税等の優遇措置があるのです。

この優遇措置により、海外に工場や支店を置くよりも、沖縄の方が納期や輸送コストの面で有利になることも多いのです。

しかも、海外にありがちな、不安定な電力供給や技術流出など懸念材料もありません。

品質の管理もしやすいですし、物流拠点としての仕組みも整っています。

実際、半導体メーカーの進出やデータサーバーの拠点としての活用も増えてるのです。

加えて、優秀な人材も確保しやすい。

これまで、沖縄県は工業系の専門学校や大学が多いにもかかわらず、地元の就職先が少なく、多くの人材が県外に流出してしまうという課題がありました。

人手不足に悩む企業にとって、その人材を活用することができるのです。

さらに、沖縄県の最低賃金は全国平均よりも低く、企業にとっては人件費を抑えられるメリットもあるのです。

例えば、京都市に本社を置く上場企業である「イペックス」(電子部品コネクター製造)は、うるま市に工場を建設しています。

製造業向けの税制優遇措置を受けながら、最先端の機器を導入し、電子部品などの精密なモノづくりを行っています。
そして、そこでは多数の地元の人材が活躍しています。

それ以外にも、観光客の増加に伴い、かなりの数のホテル運営会社や飲食サービス企業が進出してきています。

詳しくは下記の動画をご視聴ください。

沖縄ものづくり最前線 全国の企業がこぞって進出する背景(沖縄テレビ)2024/4/19 - YouTube

「OTV Live News イット!」毎週月-金の夕方5時48分放送これまでのローカルニュースがさらにパワーアップ!より地域に密着した、生活に役立つ情報をお届けします。沖縄県…

企業の沖縄進出以外にも、沖縄には以下のような経済成長の源泉があります。

・プロ野球のキャンプ地数日本一

・特殊出生率が日本一

・若年労働力人口が日本一

・銀行総合ランキングで沖縄銀行が全国1位、琉球銀行が2位

・ノーベル賞学者が揃う「OIST」の存在

・リピーターを生み続ける観光業(ジャングリア開業も追い風)

このように、今後の発展を支えるプラスの材料が多いのです。

ネックとなっている米軍基地についても、今後は少しずつ縮小されていく予定です。

とにかく、沖縄県が持つ経済における潜在的な力は計り知れません。

不動産だけでなく、経済的にも「特殊」な流れで発展していくのが沖縄だと思っています。

あなたも沖縄県でビジネスを展開してみませんか。

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